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驚き!水戸で青パパイヤ?~ガストロノミー・インみと

たとえば目の前に、ひと皿の料理が置かれているとして・・・
どんな食材が、どんな器に盛り付けられていますか?どんな場所で、どんな装いで食べますか?
ガストロノミーという言葉は「贅沢な料理を味わうこと」と同義に使われることもありますが、元々は食事と文化との関係を考察すること。「食」と歴史・芸術・社会科学・自然科学等の関連を体系化する学問を指します。
「ガストロノミー・インみと」では、水戸で生産される食材にスポットをあてて、「食」を通して水戸の魅力や情報をお伝えします。

南国の代表的なフルーツ「パパイヤ」といえば、熟れた黄色い実が頭に浮かびますが、沖縄や東南アジアの国々では、実が完熟する前、緑色の時に収穫して野菜として楽しみます。この緑色の実「青パパイヤ」の魅力をご紹介します


「青パパイヤ」は、豊かな酵素と、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素を含む「野菜の王様」です。


パパイン

青パパイヤ(未熟果)には
「パパイン」と呼ばれる
タンパク質分解酵素が
豊富に含まれています。
お肉を柔らかくしたり、
消化の働きを助ける
作用があります。


ポリフェノール

強力な抗酸化作用を
持っていて
パパイヤに
多く含まれています。


ビタミンC

体内で
コラーゲンの生成を
サポート。
抗酸化力が強いため
活性酸素から
細胞を守ります。

(水戸パパイヤ栽培研究会パンフレットより)

青パパイヤに魅せられて~
水戸パパイヤ栽培研究会の取り組みをご紹介します

美容や健康維持に効果ありと、最近、注目されている青パパイヤ。水戸で、青パパイヤを栽培している方がいると聞いて、早速お話を伺ってきました。

そこは、水戸市鯉渕町の<フカマル農園>。
 農園の建物の前では「水戸パパイヤ栽培研究会」会長の深谷清正さんが出迎えてくれました。驚いたのは、道路をはさんだ反対側に、高さ2メートルを超える、見事なパパイヤの木が、数え切れないほど栽培されていること。青々とした立派なパパイヤが生(な)っている光景に、ここが日本であることを忘れてしまいそうでした。 

「このパパイヤの木は一年物。パパイヤの木は一年で枯れてしまうけれど、根は完全には枯れません。気温が10℃になるとパパイヤの成長は止まります。青パパイヤの栽培は手がかからないです。農薬の必要もないし作りやすい。」
愛おしそうにパパイヤの木を見つめながら、深谷さんは話し始めました。

深谷さんのお話しの続きは、こちら。

道路のすぐ側に、パパイヤの木が
パパイヤは、こんな風に生(な)っています

青パパイヤでいろいろ料理

「水戸パパイヤ栽培研究会」のパンフレットによると、青パパイヤは、種を除いて皮をむいてスライスして料理に使うそう。おススメは、千切りにしてドレッシングで和えたサラダ。ほかにも、炒め物や味噌汁、煮込み料理にも使えるとのこと。

ということで、青パパイヤ料理を作ってみました。
調理の様子は、こちら

ほかにも、たくさんのレシピが、WEBサイトなどで公開されています。
青パパイヤ料理、ぜひ、お試しください。

青パパイヤについてのお問合せ

水戸パパイヤ栽培研究会
TEL 029-243-9312
〒310-0914 茨城県水戸市小吹町504
(水戸市役所 農業技術センター内)

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