姉妹都市紹介

国際親善姉妹都市 アナハイム市(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

【都市情報】

アナハイム市は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の都市で、ロサンゼルスの南東薬45キロに位置しています。カリフォルニア・ビーチで有名なオレンジ郡最大の都市です。1年中雨が少なく温暖な気候のため、野菜や果実の収穫地として知られています。また、世界的にも有名なディズニーリゾートを中心とした観光産業や電気機器等の工業が盛んです。世界でも有数の規模であるコンベンションセンターや、メジャーリーグベースボール(MLB)のエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムも有名です。アナハイム市は、ロサンゼルスやサンディエゴに近いことや、空港や鉄道が発達していることから、物流の面においても恵まれており、ビジネスにも最適な環境です。まさに、「暮らす」「働く」「遊ぶ」の三拍子が揃った最高の街の一つです。

【市の名前の由来と歴史】

アナハイムとは、ドイツ語で「サンタ・アナ川沿いの家」という意味で、1857年にドイツからの移民によって創設されました。温暖な気候に魅了された移民者たちは、この地でワイン醸造所を造り、ワイン生産を地域の経済基盤としました。しかしながら、1880年代に害虫によってブドウ園は壊滅状態となり、繁栄していた事業は衰退しました。一方、鉄道の開通により都市が他の市場と繋がったことで、アナハイム市は急速的な産業発展を経験します。1950年代までは農業が街の主要な産業でしたが、世界的に有名なウォルト・ディズニーが施設の建設場所をアナハイム市と決めたことから、一気に娯楽産業が成長し、州で最も発展している街の一つへと成長を遂げたのでした。

【交流の経緯】

水戸市とアナハイム市との交流は、1974(昭和49)年、アナハイム市在住の水戸市出身の実業家が、恩師をアナハイム市に招待したことを契機として始まりました。恩師らの「国際感覚を持った人材を育成しよう」という思いに賛同する人々による、教育使節団の派遣など、いくつかの人的交流が実を結び、アメリカ合衆国建国200年祭に当たる1976(昭和51)年12月21日、両市は国際親善姉妹都市を締結しました。

姉妹都市プログラムは、訪問団や学生親善大使の相互派遣などを通して、両市民がより強い絆で結ばれお互いに尊重し、理解を深めあうという願いを込めて継続されています。

姉妹都市となった両市は、幾多の交流活動を重ね今日に至っています。

【主な交流活動】

  • 訪問団の相互派遣(隔年)
  • 学生親善大使の相互派遣(毎年:6月~8月)
  • 記念事業等
    2006(平成18)年 30周年記念事業(記念式典、アナハイムフェスティバルの開催)
    2009(平成21)年 国際姉妹都市シンポジウムの開催(水戸市市制施行120周年記念)
    2011(平成23)年 「ガンバレ!MITO! ~アナハイムからの応援メッセージ展~」の開催
    ※東日本大震災の被害を受けた水戸市に届いたアナハイム市民からの励ましの手紙を展示
    2013(平成25)年 第7回自治体国際交流表彰(総務大臣賞)を受賞
    ※ 長年のアナハイム市との姉妹都市交流が評価され受賞
    2016(平成28)年 40周年記念事業(アナハイム市での記念式典への出席、MITOインターナショナルライブラリー開館、日米親善ジャズコンサートの開催)
  • モニュメント
    《アナハイム市》
    「水戸橋」(1977年)、「ミト・スクエア」(1986年)、「ミト通り(Mito Way)」(2016)
    《水戸市》
    「アナハイム通り」(1983年)、「であい像」(1991年)、「アナハイム橋」(2006年)

友好交流都市 重慶市(中華人民共和国)

【都市情報】

四川盆地の東南、長江と嘉陵江の合流点にある重慶市は、中国の西南における最も大きい商工業都市であり、長江上流の経済の中心地です。1997年に中国の4番目の中央直轄市※に指定されました。古くは巴と称され、都市として既に3000年以上の歴史があります。現在は、「渝(ゆ)」、「山城」、「江城」、「霧の都」とも呼ばれています。それぞれ特色のある自然風光と人文景観のほか、四方を河と山に囲まれ、山の斜面に建物が並ぶ地形が作り出す夜景は素晴らしく、その美しさは「夜景を見ないなら重慶に来ていないのと同じ」と言われるほどです。市内には、数多くの観光スポットがあり、郊外には縉雲山や大足石刻などの名高い観光地があります。重慶市は、亜熱帯気候のため、冬でも温暖で、山野は緑に保たれ、雪が降ることは極めて稀です。冬の到来が早く、秋は雨が多い気候です。また、夏の暑さは非常に厳しく「中国3大かまど(重慶,武漢、南京)」と言われるほどで、時には日中最高気温が40℃を超える日が続きます。

※中央直轄市・・・
中国中央政府が直接管理する省と同じレベルの市。重慶市のほか,北京市、上海市、天津市がある。

【重慶市の歴史】

重慶市は、古来より水上交通の要衝として栄えてきました。隋の時代には、嘉陵江の古称「渝水」にちなんで「渝州」と呼ばれ、北宋時代には、「渝州」は「恭州」と呼ばれました。そして南宋時代に慶事が二重にあったことに由来して「重慶府」となりました。元朝の末期におこった農民反乱をきっかけとして建国された「大夏」の都を「重慶」と定め、その後、明清時代には再び「重慶府」が設置されました。

中華民国時代の1929年に「重慶市」となり、1937年~1946年は、国民政府の「戦時首都」となります。当時の中国における政治、経済、文化の中心であり、国民政府が南京に戻った後も直轄市となりました。

1949年11月に中国共産党による統治が開始されました。中華人民共和国成立後も南西地域の要衝として1954年に四川省に編入され、その後、1997年に中国で4番目の直轄市となりました。

【交流の経緯】

1985(昭和60)年、当時中日友好協会副会長の要職にあった孫平化氏が水戸市を訪問したことを契機として、その翌年に水戸市中国行政視察友好訪中団を派遣して以来、幾多の人的交流を重ねてきました。1993(平成5)年には、重慶市人民政府や重慶自然博物館、中国国家文物局の全面的な協力のもと、全国都市緑化フェアにおいて水戸市が出展した「恐竜館」が多くの来場者を集め、緑化フェアの成功に大きく寄与しました。こうした交流が実を結び、2000(平成12)年6月6日、重慶市友好交流都市調印使節団が重慶市を訪問し、友好交流都市提携の調印式が執り行われました。新しい関係を築いた両市は、友好都市の提携に向けて様々な交流を行っています。相互訪問はさらに活発なものとなり、市民レベルでの交流を深めています。相互訪問以外の事業として、2002(平成14)年には、緑化フェア恐竜館跡地に「重慶広場」を整備し、現在、広場は市民の憩いの場となっています。また、日中国交正常化周年記念の節目には、日中友好交流都市中学生卓球交歓大会に水戸市・重慶市合同チームが参加し、両市の中学生がスポーツを通し、交流を深めています。そのほか、両市の小学生の絵画や書道作品を展示する「児童書画展覧会」を両市で交互に開催するなど、両市への理解と関心を深める事業も行っています。

【主な交流活動】

  • 訪問団の相互派遣(隔年)
  • 青少年交流事業(不定期)
    2002(平成14)年 日中国交正常化30周年記念事業「日中友好交流都市中学生卓球交歓大会」水戸市・重慶市合同チーム参加
    2003(平成15)年 「水戸市・重慶市友好交流都市児童書画展」の開催(国際交流センター)
    2004(平成16)年 「重慶市・広島市・水戸市との友好交流展示会」の開催(重慶市労働人民文化宮)
    「重慶市青少年友好訪問団」が来水、市内中学校等を訪問
    2012(平成24)年 日中国交正常化40周年記念「日中友好交流都市中学生卓球交歓大会」に水戸市・重慶市合同チーム参加
    2017(平成29)年 日中国交正常化45周年記念事業「日中友好交流都市中学生卓球交歓大会」水戸市・重慶市合同チーム参加(3位入賞)
  • 記念事業等
    2002(平成14)年 「中国重慶展・国際交流のつどい」の開催(水戸市)
    2005(平成17)年 「アジア太平洋都市サミット」(重慶市開催)へ水戸市代表団が出席
    2009(平成21)年 「国際姉妹都市シンポジウム」の開催(水戸市市制施行120周年記念)
  • モニュメント
    《水戸市》
    「重慶広場」(2002年)
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