料理でめぐる世界紀行 ~ロシア~
世界にはたくさんの国があり、様々な人が暮らしています。住んでいる場所が違えば、話す言葉も、生活習慣も、食べ物も違います。食文化にはその国の特色や習慣が深く反映されています。その国の食文化を知れば、その国の人の生活が見えてくるかも・・・
世界発見記では、身近な料理をとおして世界の様々な国を知り、学び、味わって国際理解を深めることを目的とした「つくってみよう!世界の料理」講座で学んだ料理の調理方法を中心に、毎回異なった国にスポットをあて、その国の文化や習慣などを紹介していきます。
あなたも料理でめぐる世界旅行してみませんか?
つくってみよう!世界の料理~ロシア編~(平成24年10月20日開催)
講師:アニシモア アリョーナさん(ウラジオストク出身)
―ボルシチ―
材料(5人分)
・牛肉 300g
・骨(牛/鶏/豚/何でもOK) 1/2本
・水 適宜
・じゃがいも 3個
・キャベツ 1/8個
・ビーツ 1個
・にんじん 1本
・たまねぎ 1個
・にんにく 2片
・トマトペースト 大さじ1
・小麦粉 大さじ1
・ローリエ 2枚
・サラダ油 適宜
・サワークリーム 大さじ1
・ディル 1/2束
作り方
①大きめの鍋に一口大に切った牛肉と骨を入れ、多めに水を入れ、火にかけ沸騰させて煮込む。
②5分以上煮込んだら、一口大に切ったじゃがいも加え、5分位経ったら、塩を加えていく。
③さらに5分後、2に細切りしたキャベツを加える。
④油をひいたフライパンに、細切りにしたビーツとにんじんを炒める。
⑤ビーツの色が抜けないように、酢を加えて、焦げないように、3のスープを加えながら柔らかくなるまで炒める。柔らかくなったら、3の鍋に加える。
⑥粗みじん切りにしたたまねぎを油とにんにく(スライス)、トマトペースト、小麦粉で炒め、5に加える。(だまにならないように注意する。)
⑦6にローリエを加え、塩・こしょうで調味する
⑧野菜が柔らかくなるくらいまで(約15分)とろ火で煮込んだら出来上がり。
―ブリヌイ―
材料(13-15枚分)
・合挽き肉 300g
・たまねぎ 1個
・ごはん(炊いたもの) 300g
(具を包む生地)
・塩・こしょう 適宜
・たまご 2個
・牛乳 500ml
・小麦粉 200g
・サラダ油 適宜
・ドライイースト 10g
・砂糖 大さじ2
・塩 ひとつまみ
作り方
(中に入れる具)
①みじん切りにしたたまねぎと合挽き肉を塩・こしょうで炒める。
②1にごはんを加えてよく混ぜる。
(具を包む生地)
①少し温めた牛乳にドライイーストを加え、よく混ぜたら、溶いたたまごと砂糖、塩を加え、更に混ぜる。 ※牛乳の温め過ぎに注意
②1を混ぜながら、小麦粉を少しずつ加えていく。
③2にサラダ油(大さじ2)を加え、混ぜる。(泡がでたらOK)
④キッチンペーパー等で拭くようにして、熱したフライパンにうすく油をひく。
⑤おたまで3の生地を流し入れ、表面が乾いたらひっくり返し、30秒くらい焼く。
⑥お好みの具材を包んで食べる。