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インタビュー ~外国人から見た日本、水戸~<南アフリカ共和国>

プラガセン・チェティー Pragasen Chetty 

プロフィール 

南アフリカ共和国 ネルソン・マンデラ・ベイ出身

茨城県ALT(外国語指導助士)

  

「国旗の意味と由来」

1994年に制定された新しい国旗。”Y”の字は、国内のさまざまな人種や民族が、協調・統合されて前進することを示す。
赤は、独立のために流された血の犠牲を

黒・白は、黒人と白人の平等を

緑・黄・青は、農業・鉱業・漁業の豊かさを表わす。


*いつ日本に来たのですか? 

今から5年前の、2010年7月28日に来日しました。南アフリカでワールドカップが開催された直後でした。

 *なぜ、日本に来ることになったのですか?

私の叔母は、日本の自然療法に興味があり、20回も来日していました。叔母はいつも、日本の素晴らしさ、美しさを私に話してくれました。特に、東京と京都は素晴らしい場所だと聞き、私も日本に行きたいと思うようになりました。そして、JETプログラム*で、ALTとして来日しました。

*JETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)

「語学指導等を行う外国青年承知事業」の略称で、地方自治体が総務省、外務省、文部科学省、一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)協力の下に実施しており、プログラム開始以来、63カ国から6万人以上がこのプログラムに参加している。

 *来日して、驚いたことはありますか?

日本は、叔母から聞いていた以上に素晴らしい国だと思いました。私は、仕事で水郡線を利用していますが、電車の発着時間が正確なので驚きました。南アフリカでは考えられません。また、南アフリカの電車の中では、人々の話し声が大きいので、とても賑やかです。でも、日本ではほとんどの人が静かに乗っていてびっくりしました。今では、私も電車やバスに乗ったら、静かな声で話すようにしています(笑)。

それから、レストランに入ったときのことです。注文した料理の量があまりにも少ないので、「これだけ!?」とびっくりしました。母国では、大人も子どもも、比べ物にならないくらいたくさん食べますから、来日して2年後には、私の体重は20kgも減りました。

 *では、良かったことはどんなことですか?

日本人は、優しくて親切なので、とても暮らしやすいですね。また、仕事のない日に家にいると、近所で遊ぶ子どもたちの声が聞こえるくらいなので、平和でいいな、と思います。夜中に水戸市内の飲み屋街を歩いても危なくないし、治安がいいです。もっとも、東京の六本木あたりは危ないかもしれませんが(笑)。それに、日本の文化は素晴らしく、特に、私は京都が好きで、春休みや夏休みを利用して4回も旅行に行きました。

*将来の夢を教えてください。

教えることが大好きなので、将来は日本の大学で先生をしたいです。また、日本文化を体験するために、大阪・京都に住み、できるだけ長く日本にいたいと思っています。

*南アフリカへ旅行するときのお勧めを教えてください。

目的によって色々な場所があります。

1 カジノが好きなら、ケープタウンやヨハネスブルグがお勧めです。

2 自然が好きなら、「クルーガー国立公園」はとても広く、たくさんの動物を見ることができます。サファリパークでは、ライオンやチーターの赤ちゃんに触ったりできるし、クジラやペンギンもいます。

3 買い物は、ビクトリア&アルフレッドウォーターフロントショッピングモールが、安いのでお勧めです。

4 ビーチに行きたいなら、「ダーバンビーチ(Durban beach)」がお勧めです。

5 サーフィンをしたい方には、「ジェフリーズ ベイ(Jeffreys bay)」がお勧めで、7月には、国際的なサーフィンの大会があります。

6 冒険好きな方には、ケープタウンがお勧めです。飛行機に乗ることができます。また、「シャーク ケージ ダイビング(Shark cage diving)」といって、水の中にある檻にはいって、サメを近くで見ることができます。あとは、ブルークランズ橋からのバンジージャンプがお勧めです。南半球で一番高いバンジージャンプです。

7 食事に関しては、野菜や果物も豊富で、牛・豚・ダチョウ・ワニの肉なども美味しいです。また、南アフリカのワインは美味しいので、日本人に人気のツアーになっています。

*今日はありがとうございました!

水戸市国際交流センターにて 2015.7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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