朴 美貞さん（大韓民国）
＊今、世界中が新型コロナウイルスと戦っていますが、どのように感じていますか。
簡単に終息するとは思えないので、各自がソーシャルディスタンス（社会的距離）の維持やマスクの着用など、感染防止の事項は、必ず守るべきであると考えています。
＊あなたは、国内での情報をどのようにして得ていますか。また、それは何語ですか。
毎日、インターネットやテレビのニュースなどで情報を得ています。また、日本国内だけでなく、世界各国の状況を参考にしています。言語は日本語、英語、韓国語で聴いています。
＊あなたは仕事をしていますか。職場へ行っていますか、それともテレワークですか。
仕事をしていますが、4月15日から5月6日まではテレワークでした。連休明けからは、毎日出勤しています。
＊新型コロナウイルス対策として、気を付けていることは何ですか？
マスクは必須ですし、外出したら帰宅時には必ず手を洗い、できるだけすぐシャワーを浴びています。外食は、もともと頻繁にするほうではなかったのですが、今は行かないです。
買い物は3日に1度にしています。その他、スポーツジムに通っていましたが、今は密を避けて、週末に千波湖でジョギングをするようにしています。とにかく、それ以外は外出を自粛しています。
＊リフレッシュするためにしていることはありますか。
現在、リフレッシュのためにしているのはジョギングです。
＊自国の新型コロナウイルス事情などお聞かせください。
日本のテレビで、韓国の新型コロナウイルス防疫に関しては、連日報道されていますので、ある程度、日本でも、韓国の対応はよく知られていると思います。
私の家族や親戚の話を聞くと、驚くほどに国民が新型コロナウイルス防疫に協力しています。一部の宗教団体や梨泰院（ソウルの代表的な繁華街）のクラブに行ってのクラスター感染が発生してしまいましたが、その他では、現在も各自が自ら防疫のために守るべきことは徹底的に守っています。
マスクや消毒液も十分に買えるし、さらに医療機関の防護服や検査キットなどは、高品質のものが、世界へ輸出されています。知人が防護服とマスクを作る工場を経営していますが、輸出するための製品作りに余念がないそうです。
このように、韓国の新型コロナウイルスに対する国民の姿勢と防疫措置は立派だと思います。
