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茨城県世界青少年コミュニケーションクラブThe World Youth Communication Club of Ibaraki (WYCCI) の紹介

水戸市国際交流センターでは、国際交流団体の活動を紹介するために、「国際交流団体活動紹介展」を毎年実施しております。1 年を通して、様々な団体の活動を紹介するパネルを、当センター2 階のロビーに設置しています。今回は、紹介展に参加いただいている団体の一つである「茨城県世界青少年コミュニケーションクラブ」を紹介します。インタビューさせていただいたのは、同クラブの理事である萩谷慎一さんです。

茨城県世界青少年コミュニケーションクラブ(WYCCI)
理事 萩谷 慎一

 






団体概要 
茨城県世界青少年コミュニケーションクラブ        
The World Youth Communication Club of Ibaraki(WYCCI)
主な活動地域 水戸市
活動頻度 月に1回
会員数 84名
入会金 500円
年会費 2,500円(学生は入会金無料)
機関紙 「ふれあい」年1回 ※ご希望の方は事務局までご連絡ください。

団体が設立された経緯は?
茨城県世界青少年コミュニケーションクラブ(以下「WYCCI」。)は、1984年12月15日に設立されました。その翌年に開催されたつくば市での国際科学技術博覧会のために、当時、通訳ボランティアが必要だったため、そのボランティアに通訳ができる人を募集し、その時参加したメンバーが中心となって作られた団体です。ですから、割と学校の英語の先生がメンバーには多く、英語ができる人が中心に結成された団体ですね。最初は、日本に来られる外国人の方におもてなしをするというのがクラブの目的でした。
「茨城県世界青少年コミュニケーションクラブ」という名前ですが、名前の由来を事務局長に尋ねたら、当時の会員がまだ青年だったからと(笑)。それは冗談として、当時はクラブで留学生のホームステイを受け入れたりもしていたんですね。最近はやっていませんが。ホームステイなどの交流を通して、青少年の育成もしていこうという考え方がありました。


会員について

会員数は、現在84人です。若い人が少ないですが、大学生から年配の方までいます。役員の中には20代の方もいます。茨城大学の学生時代から当クラブに入会してくれていた方で、ユネスコ協会でも活動していました。クラブの初期メンバーには、ユネスコ協会に入って活動をしていた人なども少なくなかったので、以前はユネスコ協会と当クラブが姉妹団体という位置づけでした。現在の会員の特色としては、語学ボランティアが当クラブの始まりなので、英語が好きな人が集まって自分たちで英語を使う機会が欲しい、外国人と交流したいという人が多いですね。会員の中には、ALTや県の国際交流員の方など外国人が5人ほどいます。入会条件はないので、どなたでもウェルカムです!


団体の活動内容について

―英語案内研修会―

偕楽園や弘道館で外国人を英語で案内する研修を行っています。今年は水戸学の道(大手門のところにある)コースで、6月に実施します。1年ごとに場所を変えながら研修を行っています。講師は、WYCCIの会員の中から、事務局長をはじめとして資格(通訳案内士)を持っている人や教えられる人が務めます。
研修会の前半は、講師の案内でコースをまわって、後半は参加者が案内役を行います。参加者は事前にテキストを予習しておきます。参加者の中には、資格取得や試験のために勉強している方もいます。研修で学んだことは、会員の方それぞれが実践して役立てています。偕楽園や弘道館の英語案内ボランティアをやっている方もいますね。ただ、地方にいると、英語案内ボランティアを行う機会が中々ない現実もありますが、地元にある歴史的な建造物を使っての研修ができるので、人気の高い行事となっています。


―外国人のための日本語スピーチコンテスト 運営ボランティアー 

茨城県国際交流協会主催の「外国人のための日本語スピーチコンテスト」にボランティアとして参加しています。第1回目の開催から大会運営に協力しており、受付や会場案内をしたり、審査員としても出ています。

 



―英語講演会― 


年に数回、外国人ゲストを招いて英語での講演会を行っています。担当になった役員が、ゲストを選定します。方法としては、茨城県国際交流協会に尋ねたり、以前に講師を受けていただいた方からの紹介などが主ですね。そこから、会員さんそれぞれが人脈を広げていって、毎回異なるゲストに講話をしていただけるよう頑張っています。ゲストの方は主に、学校で英語を教えている外国人の方が多いです。講演会のテーマは、ゲストに決めていただいています。講演会では、適宜日本語訳も入れて行っています。


―小中学生の英語スピーチ大会ー


ラブの設立30周年記念として2014年から始まった行事です。これまで7回開催しています。今月の7月23日に8回目の大会を行います。開催までの経緯として、役員会の中から今までと違った行事をやってみようという意見がありました。小学校での英語教育が始まるなど、新しい動きもあったので、そういったところで貢献できる行事はないかなということになったんです。スピーチ大会の運営は、自己資金でやっています。スポンサーは付いていません。毎回10人ぐらいの参加者がいます。参加者(市内の小中学生)は、毎年異なる2つのテーマから一つを選び、2~3分のスピーチを英語で行います。参加者の順位はつけません。外国人審査員3人、WYCCIの会員1人が、参加者のスピーチに対してコメントやアドバイスを伝えます。全員の発表と講評が終わったら、みんなで輪になって座り、審査員も含めてフリートークの時間を設けています。審査員の方と一緒に、会話をすることで英語に親しむことを目的としています。参加者のレベルが違うので、そういう経験をして、英語を頑張ろうって思ってもらえたら嬉しいですね。年を追うごとに参加者のレベルが上がっているので、驚きです。みなさん英語を小さいうちから勉強していて、発音も素晴らしいお子さんもいたりなど、だいぶ変わってきましたね。


―視察研修― 


毎年、視察研修に行っています。今年は8月にカナダ大使館に行きます。実は、カナダ大使館に勤めている方が、昔からWYCCIに協力していただいている方で、過去に当クラブ主催の講演会のゲストとして講話してくださったり、小中学生のスピーチコンテストの審査員をやっていただいたりしています。基本的に、当クラブ主催の事業は会員以外の方も参加できますが、このイベントについては特に人気で、会員だけですぐに定員いっぱいになってしまいます。参加したい人は会員になってください(笑)。


―新型コロナウイルスの影響についてー 


コロナウイルスの影響で、一昨年はほとんど事業ができませんでした。活動ができないなか、会員同士で連絡を取り合ったり役員会をやったりしました。以前は、月に一回ぐらいのペースで行事があったのですが、行事が多くなってきて結構負担が多かった時期がありました。そのため、コロナ禍に行事の見直しを行い、本当に必要な事業に絞っていこうとなりました。これからの新規事業については、若い会員さんが入ってくれば変わってくると思いますが、今のところありません。昨年度は制約がある中、少し活動ができました。「こみっとフェスティバル*」にも参加しました。以前は、外国の方との交流の場を設けたり、ボランティア活動や留学などの相談ができるブースなども設置していましたが、今は展示のみとなってしまいました。こみっとフェス自体が縮小傾向にあるようです。*水戸市内のNPO法人やボランティア団体のネットワークづくりや、一般の方に団体について知ってもらうために、2013年から水戸市が開催するイベントです。


―今後の目標と国際交流に興味がある人に向けたメッセージ―

コロナ禍をきっかけに、社会や生活の変化に合わせてオンラインが普及していますが、クラブとしては画面を通してではなく、対面で外国人の方あるいは英語が好きな人たちと会って交流することを大事にしています。あと、若い世代の会員を増やしたいです。水戸にもたくさんの外国人市民がいますが、当クラブでは外国人の方と交流する機会、英語を使っての交流が多いです。そういう意味では、会員になっていただくと、いろんな世代の人とつながれる機会があります。特に、若い人たちに入ってもらうと良いと思っています。外国の人だけではなくて色々な世代の人たちがいるので、普段あまりお話ししないような世代の人とお付き合いできる機会があり、いろんな世代間交流もできる会と思っていただければと思います。年に1回の忘年会もとても盛り上がります。英語に自信がなくても大丈夫!当クラブの事務局長は、とてもおもしろい人なので、人と話すことが好きな人なら大丈夫です。英語が好きな方、外国人と交流してみたい方を広く募集しています。そういう人に合っている会だと思います。楽しいことばかりでそれでいいのかということもありますが、学習もする団体です。入会前にまず一回行事に参加してもらってから入会を決めていただくことができます。ぜひご連絡下さい!


―問合わせ先― 

電話番号 090-6515-1408 (事務局長 谷萩 紀行)
メール  wycci@yahoo.co.jp

2022.6.1 ZOOMインタビューにて

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