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料理でめぐる世界紀行 ~インドネシア~

料理でめぐる世界紀行 ~インドネシア~
 世界にはたくさんの国があり、様々な人が暮らしています。住んでいる場所が違えば、話す言葉も、生活習慣も、食べ物も違います。食文化にはその国の特色や習慣が深く反映されています。その国の食文化を知れば、その国の人の生活が見えてくるかも・・・世界発見記では、身近な料理をとおして世界の様々な国を知り、学び、味わって国際理解を深めることを目的とした「つくってみよう!世界の料理」講座で学んだ料理の調理方法を中心に、毎回異なった国にスポットをあて、その国の文化や習慣などを紹介していきます。
あなたも料理でめぐる世界旅行してみませんか?

イマイ ヘンドラ カルティワさん(インドネシア)

     

 インドネシアといえば、日本では「ナシゴレン(Nasi goreng)」、「ミーゴレン(Mi goreng)」などご存じの方が多いでしょう。
 私のふるさとバンドン(Bandung)の家庭料理「ソトバンドン(Soto Bandung)」を紹介します。ソト(Soto)とはスープのことです。
 バンドンは高地なので、他の都市に比べて、年間を通して過ごしやすいのですが、11月~3月まで雨季になります。特に雨の日などに、私が学校から帰ると、この「ソトバンドン」を母が作っていて「今日はスープだ」と嬉しかったのを覚えています。母の作るソトバンドンを思い出して、日本でも友達が集まったときは、作っています。優しい味で、これから寒いときにも美味しいと思いますので是非作ってみてください!

 

材料と分量(4-5人分)
牛肉    300g (ステーキ用1枚)
大根    半分
長ネギ   1本
玉ねぎ   1個
ニンニク  2かけ
生姜    2分の1袋
レモングラス 適量  
ライム   1個
水     1リットル
塩     大さじ1
味の素   適量
こしょう  適量
サラダオイル 大さじ1
Masako   大さじ1(インドネシアで人気のうま味調味料)

作り方

レモングラス(適量)↑

・沸騰した湯に牛肉を切らずに入れ、表面の色が変わるまでゆでて、サイコロ状に切る。中まで火は通らなくてもよい。
・大根は皮をむいて7ミリ程度の輪切りにして、それを8等分の大きさに切る。
・玉ねぎは6ミリ位の厚さに切る。
・長ネギは白い部分を斜め切り、色の濃い部分(飾り)は薄切りにする。
・ニンニクは2かけ皮をむいて包丁でつぶす。
・しょうがの皮をむいて厚めにスライスしてつぶす。
・レモングラスは5センチに切り、つぶす。
・フライパンにサラダオイルを入れ、つぶしたニンニクとしょうがとレモングラスとを炒める。さらに、玉ねぎと長ネギ(白い部分)を入れて炒める。
・炒めた野菜を茶こし用の袋に入れておく。
・1リットルの水を鍋で温めたら、袋に入れた野菜をそのまま入れ沸騰したら、大根と牛肉を入れて煮る。
・塩・こしょう・味の素・Masakoを入れて味見をしながら味を調える。
・野菜の入った袋を取り出す。(これは使わない)
・器に盛りつけて、刻んだねぎをかけて、好みでライムのしぼり汁をかける。
※ライムを入れるとさらに美味しい!!

 

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