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料理でめぐる世界紀行 ~セルビア~

2012/02/26

世界にはたくさんの国があり、様々な人が暮らしています。住んでいる場所が違えば、話す言葉も、生活習慣も、食べ物も違います。食文化にはその国の特色や習慣が深く反映されています。その国の食文化を知れば、その国の人の生活が見えてくるかも・・・

世界発見記では、身近な料理をとおして世界の様々な国を知り、学び、味わって国際理解を深めることを目的とした「つくってみよう!世界の料理」講座で学んだ料理の調理方法を中心に、毎回異なった国にスポットをあて、その国の文化や習慣などを紹介していきます。

あなたも料理でめぐる世界旅行してみませんか?


セルビアってどんな国?


名称 セルビア共和国(通称セルビア)
面積  77,474平方キロメートル(北海道とほぼ同じ)
人口  732万人(2009年、世銀統計)
首都  ベオグラード(人口約160万人)
民族  セルビア人(83%)、ハンガリー人(4%)等(2002年国勢調査)
言語  セルビア語(公用語)、ハンガリー語等
宗教  セルビア正教(セルビア人)、カトリック(ハンガリー人)等

(以上外務省HPより)


セルビア料理に挑戦!

教えてくださったのは  
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イエレナ イエレミッチさん(セルビア ベオグラード出身)

 

all.JPGSarma(セルビア風ロールキャベツ)、Proja(コーンブレッド)、ソプスカサラダを作りました。

 

 

 


Sarma  セルビア風ロールキャベツ~


材料(6人分/12個分)
ラード       大さじ1sarmaproja.JPG
玉ねぎ     1/2個
牛豚合挽き肉  300g
米          30g
Vegeta     大さじ1/2
パプリカパウダー  適宜
こしょう    適宜    
刻みパセリ   大さじ1
たまご       1/2個
ザワークラウト  12枚
スモークハム(骨付き)  90g

作り方
1. 玉ねぎは皮をむいて洗い、みじん切りにする。
2. ラードをフライパンで溶かし、1の玉ねぎを加え炒める。
3. 玉ねぎが透き通ってきたら、合挽き肉を加え炒める。
4. 10分程度炒め、挽肉がきつね色になりバラバラしてきたら弱火にし、刻みパセリ、白米、スパイスAを加える。
5. 火を止め少し冷ましてから、溶いたたまごを4に加え、よくかき混ぜる。
6. 包みやすいザワークラウト選び、よく洗う。水気をよく切り、硬い芯の部分を取る。葉を広げ、5を詰めて巻く。
7. 大きな鍋にザワークラウトを敷き(分量外)、その上にスモークハムを乗せ、さらに6を並べる。ロールキャベツが隠れる位のお湯を注ぎ、200度のオーブンで焼く3時間煮込む。(通常は110度のオーブンで一晩煮込む。)
8. サラダとコーンブレッド、唐辛子を添えて盛り付ける。

sarma.JPG  sarma1.JPG  sarma2.JPG

 

イエレナ先生ザワークラウトの作り方《Sauerkraut》
【材料】
 ☆キャベツ ☆水 ☆塩(キャベツ総重量の3%+適量)
【調理器具】
 ☆漬け物入れ  ☆重石2~3kg (水のペットボトルでも代用可)

 

【作り方】
1. キャベツの芯をくり抜く。
2. くり抜いたキャベツの側面に塩を塗り込む。(塩の量については、適量。あまり多くならないように。)
3. キャベツを漬け物入れなどに入れる。キャベツの間に隙間ができるようであれば、ビニール袋などを詰めて、キャベツが動かないように固定する。(隙間があると、徐々にキャベツが浮いてしまいます。)
4. キャベツが被るくらいの水を入れる。
5. 塩を加える。塩の量は、キャベツの総重量に対し、3%分。(例:キャベツ 10kgの場合、塩は300g)
6. キャベツの上にお皿を置き、漬け物石を載せる。
7. 漬けてから最初の2週間は、毎日水と塩をかき混ぜる。かき混ぜる際は手でかき混ぜず、ホースやストローなどを水の中に入れ、息を吹き込んでかき混ぜる。塩は水より比重が重いことから、塩が沈んでしまい味にムラができてしまうため、毎日欠かさず行う。
8. 2週間以後~25日まで、そのまま涼しいところで保管する。
9. 約25日間で、おいしい自家製ザワークラウトが完成です。

 

【ポイント】
☆ザワークラウトは、ヨーロッパで寒い時期に保存食として作られます。セルビアでは、9月~10月の間につけ込み、約6か月程度保存することができます。セルビアの冬は長いため、6か月程度保つことができますが、気温が15℃以上になる場合は、もう少し賞味期限が短いそうです。
☆水に溶かす塩は、キャベツ総重量の3%が適量です。キャベツの芯(側面)に塗る込む塩は、3%分の塩とは別の塩を使ってください。ただし、あまり多く塗り込んでしまうと、発酵するまでに時間がかかりますので注意してください。
☆丸ごとのキャベツを使用する作り方以外にも方法があります。キャベツの芯をくり抜いた後、キャベツを縦または横にざく切りにしてください。そのキャベツをジップロックなどの袋に入れ、密封します。そして袋に爪楊枝などでいくつかの穴を開けます。その袋を上記の方法で漬け込みます。


Proja ~コーンブレッド


材料(6人分)
フェタチーズ    150gsarmaproja.JPG
 たまご       3個
 牛乳        コーヒーカップ4杯
 ひまわり油     コーヒーカップ3杯
 強力粉       コーヒーカップ3杯
 コーンフラワー   コーヒーカップ4杯
 ベーキングパウダー 大さじ1
 塩         適量
 ラード       適宜

作り方
1. チーズを細かく砕く。黄身を加えてよく混ぜ合わせる。
2. 強力粉、コーンフラワー、ベーキングパウダー、牛乳、ひまわり油、塩を少しずつ加えていく。生地の硬さはパンケーキ生地より硬めになる。30分程度冷蔵庫で寝かせる。
3. 生地を寝かせている間、卵白をメレンゲ状になるまでかき混ぜる。
4. 寝かせた生地にメレンゲを加える。
5. 型にラードを塗り、生地を流し込む。
6. 220度のオーブンで、表面がこんがり黄金色になる程度まで(約20分)焼く。
7. 焼き上がったらオーブンから取り出す。霧吹き器で水を拭きかけ、タオルで覆いあら熱を取る。

                      proja1.JPG   proja2.JPG  


ソプスカサラダ


材料(6人分)salad4.JPG
パプリカ(長め) 4個
唐辛子     1本
玉ねぎ     1.5個
きゅうり    1.5本
トマト     3個
塩       適宜
ひまわり油   大さじ2.5
カッテージチーズ  75g
パセリ     大さじ1


作り方
1. パプリカ、唐辛子をよく洗い水気を切る。(ペーパー等でふく。)
2. パプリカと唐辛子をコンロで両面をよく炙る。
3. 粗熱を取り、パプリカと唐辛子の皮をむき、さらに茎と種を取り除く。
4. 玉ねぎは皮をむいて洗い、さいの目に切る。
5. きゅうりの皮をむいてスライスする。トマトは洗って薄く切る。
6. 野菜を全てボウルに入れ、塩とひまわり油を加え混ぜ合わせる。
7. チーズと刻んだパセリを加え、盛りつける。

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ソプスカというサラダの名前はセルビア南部とブルガリアに住むSopiという民族の名前から来ています。
セルビアやブルガリアで一番食べられているサラダ で、バルカン地方のチーズの濃厚なコクとサンフラワーオイルが特徴的です。